Name all the prefectures!

大統領選挙の結果が開票されるたびに50州がドドーンとパソコン画面に表示されていました。日本でも都道府県と県庁所在地を覚えさせられたように、アレのアメリカ版を同じように社会・歴史の時間に覚えさせられたものです。

自分の住まいの近隣はまだ覚えられますが、行ったこともない、行く予定もないところは難しいです。その上県庁所在地にあたるState capitalに於いてはトホホでした。いわゆるcapitalが必ずしもその州にある有名な都市とは限らないのです。そんな意味ではやはり家族旅行などで訪れたことのある場所はどこでも記憶に残りやすいです。

そこで!50州のうちどれだけ答えられるかミニテストをしてみました。なんと涼さんがプリントアウトしてくれたのはわざとノーヒント版。州の名前も自分で考えないといけない版です。キツイ。

頭を絞って絞っても出ないものです。苦手な最初の13州(original thirteen states)の北部なんてやけくそで記入した有様。

結果は50問中38問。学生だったらredo(テスト受け直し)だったでしょう。

その勢いで都道府県をしてみましたが、デイブがそこで一言。

「漢字もちゃんと書けるん?」

ごめんなさい。1県漢字が書けませんでした。それどころかそこの県を今まで知らずに濁音で読んでいました。関東にはご縁がないんだよね~と言い訳をしながら。

そう、その県の名前は大阪府にある、同じ読み方をしても違う漢字の市と同じ名前です。

AyumiComment
Unrest in Philadelphia

私はフィラデルフィアの郊外のデップフォードで育ちました。デップフォードはフィラデルフィアに近いので私の出身はフィラデルフィアと言えると思います。ですから今週の暴動について心配しています。

10月25日にまたアメリカ人の黒人が警察によって射殺されました。フィラデルフィアの警察によると、ワルター・ワリスという被害者はナイフを持っていて、ナイフを持ったまま警察官に近寄ってきたとのことです。実は彼には精神的な障害があったそうです。この射殺以来、デモが続いていますが、デモと言っても乱暴な暴動のようになることがあります。店の窓を壊したり、商品を盗んだりすることもあります。フィラデルフィアは本当に悲しい状況です。

私はその場にいなかったので、何が起きたか正確には分かりません。ですが、こういう事件は二つのアメリカの基本的な問題を示しています。一つは、警察が非道で、市民が警察を信用出来ないこと。もう一つは、デモ行動に便乗して、罪を犯す人もいること。

フィラデルフィアは「博愛の街」という意味です。悲しいことに、最近はその愛が見えません。

Nick VastaComment
Radio MOMO「Let's Enjoy English!」第59 - Driving in the US and Japan - アメリカと日本の運転
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Dave-sensei will be on Radio MOMO (79.0FM) with D.J. Chiaki Kamibeppu tomorrow, October 29th, at about 5:40 pm. They will talk in English and Japanese about driving in the US and Japan.

10月29日(木)5時40分ごろにDave先生がRadio MOMO (79.0FM) に出演します(DJは上別府千晶さん)。英語と日本語の両方でアメリカと日本の運転について話します。

http://www.fm790.co.jp/

David FulvioComment
Check multiple dictionaries.

少し前になりますが、NEOで意見の割れた単語の使い方があります。

golfです。

「え?ゴルフじゃろ?それがどうしたん?」と思わず言いたくなる単語です。

これを名詞(tennisやbasketballと同じ扱い)とするか、動詞(1語でゴルフをすると表す。swimやdiveと同じ扱い)としても可とするか、です。

意見が分かれ、私とDaveは名詞としてのみ使用。「ゴルフ」

対するNickとJulesは動詞として捉えていました。「ゴルフをする」

いわゆる名詞vs.動詞で対比すると:

I want to play golf. 対して I want to golf.

I went to play golf. 対して I went golfing.

私とDaveの耳にはI went golfing.は存在しないわけです。

いくつもの辞書に当たった結果、古い辞書は名詞のみ掲載、または名詞⇒自動詞の準に載せていますが、新しい辞書は動詞⇒名詞の順に載せていました。

辞書は1つの単語が複数の品詞を載せる場合、使用頻度の高い順の品詞で掲載します。ということは古い辞書は名詞の使用が一番多いとする一方、新しい方の辞書は動詞第一というわけです。

色々調べた結果、やはり動詞として存在は以前からしていたそうです。ただ、存在していても使い方としてはgo golfingよりplay golfといった名詞での使い方が一般的で、英語のゴルフ雑誌でもできるだけgolfingという表現を避けているそうです。

何って、NEOでも年齢によって英語の許容範囲が違うことが浮き彫りになったのでした…ガーン。

ちなみにこの辞書ですが私の愛書です。母が学生時代に使っていたものを私が貰い受けて10代の頃から使っています。手に収まるサイズで質感最高!巻末に載っているappendixも大満足です。そのためこの辞書を引くのは大好きでした。

残念ながらamazonでみると今では「古書」扱いです。

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AyumiComment
American English vs British English
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英語で二つの話し方があります。それは「アメリカン英語」と「イギリス英語」です。日本で大抵アメリカン英語を教えますが、もしイギリス英語に話している国に行ったら、習った単語の意味は全然違う可能性があります。自分はニュージーランドの出身だから、イギリス英語を話しています。この違いはよく気付きます。

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例えば、「ポテトフライ」はアメリカン英語で「fries」を言いますが、イギリス英語で「chips」と言います。もちろん「fish and chips」の「chips」はポテトフライです。

でもアメリカで「chips」は「ポテトチップス」の意味があります。イギリス英語はよく「crisps」と呼んでいます。

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もう一つは、「jam」と「jelly」です。イギリス英語で「jam」のは日本語の同じく「ジャム」です。

でもアメリカ人にとってはジャムならよく「jelly」と言います。イギリス英語で「jelly」は「ゼリー」なので、トーストの上の「jelly」は可笑しいと思われます。

これは二つの例だけ、まだ沢山があります。もちろん習った単語は正しいですが、どこの国に行きたいか、どんな人に合わせるか、どんな英語を喋りたいかも考え方がいい。

Jules WhiteComment