Unrest in Philadelphia
私はフィラデルフィアの郊外のデップフォードで育ちました。デップフォードはフィラデルフィアに近いので私の出身はフィラデルフィアと言えると思います。ですから今週の暴動について心配しています。
10月25日にまたアメリカ人の黒人が警察によって射殺されました。フィラデルフィアの警察によると、ワルター・ワリスという被害者はナイフを持っていて、ナイフを持ったまま警察官に近寄ってきたとのことです。実は彼には精神的な障害があったそうです。この射殺以来、デモが続いていますが、デモと言っても乱暴な暴動のようになることがあります。店の窓を壊したり、商品を盗んだりすることもあります。フィラデルフィアは本当に悲しい状況です。
私はその場にいなかったので、何が起きたか正確には分かりません。ですが、こういう事件は二つのアメリカの基本的な問題を示しています。一つは、警察が非道で、市民が警察を信用出来ないこと。もう一つは、デモ行動に便乗して、罪を犯す人もいること。
フィラデルフィアは「博愛の街」という意味です。悲しいことに、最近はその愛が見えません。