大人への階段
小学生、中学生の間面倒をみさせてもらっていたM君。
高校進学と共に英会話に通うのが難しくなったので英会話は卒業でした。
それでも学校の帰り道だといって数ヶ月に一度、いきなり「せんせぇー」と声変わりしたお兄さんの声で立ち寄ってくれたりしていました。
そんなM君が高校英文法で多少しんどい思いをしているということで短期で個人レッスンを行うことに。
彼のお母さんとメールでやりとりをしていたのが、M君の携帯メールで直接連絡を取り合うことにして。
分詞構文を解説し、さて今週は仮定法をしようか…とワークシートを揃えながら準備していました。
そこへメールが届きます。
「今日は行けません。」 い、いけません、ってなんだ???
行けなくなりました、の意味かな?
ちょうど先週のメールもNEOのお休み日に「行きます」となっていて仰天して
「今日はお休みだよ!」と連絡したら「あ~知ってます。」との返事。
どう考えてもそうは思えないメールでしたが…
現代の高校生たちは一体どのようにしてコミュニケーションを図っているのでしょうか。
「行きます」って言われたら今からだと思うのが普通だと思うんですが。
逆に「行けません」って来たくないんかな?
ところが続きのメールが届き「来週2日連続で行っていいですか?」とまともなメールも届きます。
高校生とはいえ、若干15歳。大人への過渡期です。
He's in his adolescenceなのです。
英語を教える前に、日本語を叩きなおす練習をしたほうが将来の就活には役立つかな?!