Dodosuko

アメリカの地元にコストコみたいな店があって、小さい時からよく行っていました。大きいショッピングカートを押しながら、母と一緒に見上げるように高い棚の間を歩き回ったことをよく覚えています。広くて欲しいものが全部あるし、安くていいです。

日本のコストコもそうですが、残念ながら、岡山からはまだ遠いです。一番近い神戸の支店に車で行っても、かなり時間がかかります。

約1年前、NEOの近くの浜野を歩いていら、「ドドスコ」という店に初めて気が付きました。看板がコストコみたいなフォントで書いてあって、不思議だなって思いました。店に入ったら、やっぱりコストコの製品でした。食べ物ばかりか、キッチンやトイレの品物も沢山あります。僕が大好きなマフィンやクッキーなどもあってびっくりしました。一体なぜ小さな浜野の小さな道にこの店があるのかなって考えていました。

とても親切なスタッフと話すと、それが詳しくわかりました。毎週金曜日、ドドスコのドライバーが神戸のコストコへ行って、岡山に商品をたくさん仕入れているそうです。また客が特別な物が欲しい時は、LINEの申請をして、頼むこともできるそうです。このシステムがわかってから、僕は月に一回ぐらい行っています。

最近、世界中で物資の値段が高くなってきて、ドドスコの製品にも影響を及ぼしています。今まで普通に買っていた物は値段が上がって、嗜好品になってしまったかもしれないけれど、面白い物がたくさんあるから、ぜひ足を運んでみてください。きっといい物が見つかると思います。

Nick Vasta Comment
prices are going up

早くも6月になりました。店頭に並ぶもの、何でもかんでも、航空券の燃料サーチャージまで値上げです。特に報道されているのが小麦、油です。

現在戦争に苦しめられているウクライナが、よもや小麦輸出の主な国の1つだとは思いもしませんでした。世界における小麦輸出国は、トップ3がロシア、カナダ、アメリカだそうです。ウクライナはトップ10のうちの1つでした。

  (えっ?ロシアが?)と思わず思ってしまったので「ロシア 主食」で検索。黒パンというのが有名だそうです。黒パンとはなんぞや?と思い、これまた検索。なんのことはないライ麦パンやサワーブレッド(sourdough bread)のことでした。

そうなると世界の小麦消費量は(人口に関係なく)一人あたりどの国が多いかが知りたくなりました。これまた想定外な結果です:

上位は中国、EU諸国、インド、ロシア、アメリカ、トルコ、パキスタン、エジプト、イラン。読み上げながら「ええっ!」と声が出ました。

日本はなんと44位です。結局、日本ではパンも麺類もその消費量は米と比較すると断然低いんですね。中国は米が主食でない部族もあるし、餃子や蒸し物(マントウ)の皮、麺類でたっぷりと小麦を消費するようです。ということは…日本の小麦の値上げなんて世界の消費量の多い国からすると可愛いもんでしょう。

我が家は朝食にパンを出します。が、白い精製度の高いパンは糖質も高いし柔らかくて噛み応えもありません。これを一人1枚食べてもすぐお腹がすきます。買い出しに行く私はできるだけ楽をしたいので買いに行きたくない…噛ませて満腹感を出すために、白いトースト半枚と、バゲットのスライスまたは米を出します。

パンと米の両方を出すの?と言われますが序の口です。だって毎朝味噌汁を出しますから。麺類に至っては意図的に食べません。もちろん美味しいし大好きです。が糖質が高すぎて腹持ちが悪すぎるのです。コスパ悪すぎ。Noodles simply don't keep me full.

画像は黒パンと饅頭(マントウ)です。どちらも小麦。不思議です。

AyumiComment
Radio MOMO「Let's Enjoy English!」第78 - 異常気象 - Extreme weather

Dave-sensei will be on Radio MOMO (79.0FM) with D.J. Chiaki Kamibeppu on Thursday, May 26th (today!), at about 5:40 pm. They will talk in English and Japanese about extreme weather in America and Japan.

5月26日(木)5時40分ごろにDave先生がRadio MOMO (79.0FM) に出演します(DJは上別府千晶さん)。英語と日本語の両方で異常気象について話します。

David FulvioComment
A Good Jar of Jam

I have mentioned many times in class that my mother runs a strawberry farm out in the countryside of New Zealand. Not only does she specialize in growing delicious strawberries, but her business also makes a wide variety of great jams.

Thus, once a year or so, I start to crave some of her jam. Recently, I requested a care package of goodies from back home - Of course, with some jam included. While her business specializes in Strawberries, there are all kinds of jam flavours. For example, Raspberry, plum, chilli, feijoa, and many more. I am very simple when it comes to spreads, so I just asked for some Strawberry and Raspberry.

Even though I like the jams I buy here in Japan, they just cannot beat the jams my mother makes. The only problem is I eat all of it so quickly.

If you are interested and want to check out their website here is the link:
https://www.mouterestrawberries.co.nz/

Jules WhiteComment
recitation contest

GW連休も明け、学生さんたちはここから運動会、中間テスト、中学修学旅行と学校行事が忙しそうです。とある中学では毎年恒例の英語暗唱大会が来月あり、出場希望の子たちがそれぞれ原稿を持ち込んできました。

原稿をこちらが英語で抑揚をつけて読み、その音声を録音したデータを渡して、それを学生さんは真似て自宅で練習してもらいます。今回3年生の原稿を見て「うっっ!」ときました。題名はA mother’s lullabyです。

太平洋戦争末期の広島で原爆投下後に亡くなる人々の様子を、簡素な英語で書いている原稿です。惨事であったであろうことをその場に佇む樹がずっと見ており、その樹の視点を通して書かれています。それも幼い姉弟のお話しです。が、なんせお話しの最後がほっこりするのでもなく、強烈に悲しい(原稿はこの一番下にあります)。

読んで涙がでてしまいましたが、読んだDaveも思わずThis IS really sad.と言っています。これを中学生に暗唱させるの?審査員はこれを延々と聞くの?と、何とも言い難い気持ちが沸々と湧いてしまいました。誰だ、原稿の選定をしているのは。ムカムカしていたら、それを小耳に挟んだJulesが「これ、知ってるわ。自分が公立中学で教えてた時の教科書に載ってたモノで、かなり英語の先生の間で人気があるんだよねぇ。よくスピーチの題材で選ばれてたよ。It's depressing.」お涙頂戴を通り越してまさにdepressingです。気になってネットで調べたところ白血病になった佐々木禎子さんの話も選ばれていました。なんなのでしょうこれを選ぶ日本人の感性は。

よくよく考えると、英語圏であればこの類の暗唱コンテストがあるならば内容は有名な詩の暗唱であったりします。ただ、日本語の詩・俳句や漢詩だと漢字圏のせいもあって、どの詩も短すぎて暗唱コンテストにならないかもしれません。

因みに私が好きなのはこれ。山頭火の「分け入っても分け入っても青い山」です。決して日本を代表するような、教養のある句ではありません。山登りに行くたびによく頭の中をぐるぐる回っていますが、心の中では早ぅ頂上につきたい、と思っています。

AyumiComment