Check multiple dictionaries.

少し前になりますが、NEOで意見の割れた単語の使い方があります。

golfです。

「え?ゴルフじゃろ?それがどうしたん?」と思わず言いたくなる単語です。

これを名詞(tennisやbasketballと同じ扱い)とするか、動詞(1語でゴルフをすると表す。swimやdiveと同じ扱い)としても可とするか、です。

意見が分かれ、私とDaveは名詞としてのみ使用。「ゴルフ」

対するNickとJulesは動詞として捉えていました。「ゴルフをする」

いわゆる名詞vs.動詞で対比すると:

I want to play golf. 対して I want to golf.

I went to play golf. 対して I went golfing.

私とDaveの耳にはI went golfing.は存在しないわけです。

いくつもの辞書に当たった結果、古い辞書は名詞のみ掲載、または名詞⇒自動詞の準に載せていますが、新しい辞書は動詞⇒名詞の順に載せていました。

辞書は1つの単語が複数の品詞を載せる場合、使用頻度の高い順の品詞で掲載します。ということは古い辞書は名詞の使用が一番多いとする一方、新しい方の辞書は動詞第一というわけです。

色々調べた結果、やはり動詞として存在は以前からしていたそうです。ただ、存在していても使い方としてはgo golfingよりplay golfといった名詞での使い方が一般的で、英語のゴルフ雑誌でもできるだけgolfingという表現を避けているそうです。

何って、NEOでも年齢によって英語の許容範囲が違うことが浮き彫りになったのでした…ガーン。

ちなみにこの辞書ですが私の愛書です。母が学生時代に使っていたものを私が貰い受けて10代の頃から使っています。手に収まるサイズで質感最高!巻末に載っているappendixも大満足です。そのためこの辞書を引くのは大好きでした。

残念ながらamazonでみると今では「古書」扱いです。

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AyumiComment
American English vs British English
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英語で二つの話し方があります。それは「アメリカン英語」と「イギリス英語」です。日本で大抵アメリカン英語を教えますが、もしイギリス英語に話している国に行ったら、習った単語の意味は全然違う可能性があります。自分はニュージーランドの出身だから、イギリス英語を話しています。この違いはよく気付きます。

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例えば、「ポテトフライ」はアメリカン英語で「fries」を言いますが、イギリス英語で「chips」と言います。もちろん「fish and chips」の「chips」はポテトフライです。

でもアメリカで「chips」は「ポテトチップス」の意味があります。イギリス英語はよく「crisps」と呼んでいます。

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もう一つは、「jam」と「jelly」です。イギリス英語で「jam」のは日本語の同じく「ジャム」です。

でもアメリカ人にとってはジャムならよく「jelly」と言います。イギリス英語で「jelly」は「ゼリー」なので、トーストの上の「jelly」は可笑しいと思われます。

これは二つの例だけ、まだ沢山があります。もちろん習った単語は正しいですが、どこの国に行きたいか、どんな人に合わせるか、どんな英語を喋りたいかも考え方がいい。

Jules WhiteComment
Radio MOMO「Let's Enjoy English!」第58 - Glamping & Daily Activities - グランピングと一日の行動
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Dave-sensei will be on Radio MOMO (79.0FM) with D.J. Chiaki Kamibeppu today, September 24th, at about 5:40 pm. They will talk in English and Japanese about glamping and daily activities.

9月24日(木)5時40分ごろにDave先生がRadio MOMO (79.0FM) に出演します(DJは上別府千晶さん)。英語と日本語の両方で グランピングと一日の行動について話します。

http://www.fm790.co.jp/

David FulvioComment
same sound, different spelling

前回に引き続き気になった言葉編ですが、今回は日本語です。

音が同じ、似た意味、でも少し違いがあるためにそれぞれ違う漢字があるというものがあります。

「計る」「測る」「図る」はその典型です。英語では最初に2つはmeasureと言えますが3つ目は目的語によって動詞の意味が変わってしまうため英単語1つでは言いかねるものです。

人を表す言葉で「師」と「士」もnurseを日本語にした際におや?と思わされるものです。「看護士」なのか「看護師」なのか。パソコンが勝手に漢字変換をしてくれる間はいいのですが手書きで何かを書く際に自分の頭の悪さを痛感します。最も、若い人にはこんな2つの選択肢そのものが存在しないかもしれません。

どうぞ気になる方は違いを検索してみてください。

そして今日、書く手がピタッと止まったのは「ゼイムショ」です。宛名を書こうとしてふと分からなくなったのは税務「所」か「署」です。電話でメモを取っているときは思いっきり「所」と書いていました。本当は「税務署」です。市役所、裁判所、とくるくせに、税務署は警察署、消防署となるグループにも入る…

もちろん調べました。が、ここに答えを書くとつまらないので是非検索してみてください。

日本語は文法的には比較的習得しやすい言語とされています。が何が難しいって、相手によっての使い分けと、書き言葉が難しいことで知られています。

因みに英語でnurseと言うと少し前まではやはり女性のイメージが強かったのでmale nurseと言うこともあったようです。

AyumiComment
change over time

生徒さんの英語のライティングに手直しを入れていると、自分では書かない英文が出てくると頭を絞らないといけないことが多々あります。間違ってはいないけれど自分では言わない表現に出くわしたときも然りです。

Can you speak a little (                    )? (slow)

英語を含め、言葉が正しいかどうかは時代年代によっても変わりゆくもなので正解が必ずしもあるわけではないものです。

上記の英語が出た場合、slowという単語を使って空欄を埋めましょう。アナタならどうしますか?

選択肢は2つです。

a little "more slowly"

a little "slower"

私はよく後者slowerを言う方です。more slowlyのように長い方を言いたくないからです。

どちらも正しい場合、より好まれる言い方や、時代によって変化したり、育った家庭の親が使っていた言い方に慣れていたりと色々です。

同じようにもう1つ。「すべてのお金」を英語にしたら?

all the money

all of the money

あなたはどちらがお好きですか?

それとも全く違う英語が出てきていたでしょうか~ 笑

私はどうだろう、とふと悩み、少し違う例文にしてしっくりする例文にしたら答えがでました。

私が言うのはコチラです。Give me all of your money. of付のほうでした!

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AyumiComment
内猫

「スミーゴル」という猫が実家にいます。ロードオブザリングの人物から名前を付けました。家の中で飼っていますが、私たちが出入りする時、よくドアから逃げて、家の周りを巡ってきます。庭で遊ぶのが好きで、晩までに帰ってきます。

先週もドアから逃げましたが、10分後足を引きずりながら戻ってきました。母が痛がるスミーゴルをよく検査してみたら、胸のところのケガに気が付きました。さっそく獣医さんに連れていって、先生に診てもらって、縫ってもらうことになりました。治るまでの間、円錐のエリザベスカラーをつけています。

当然のことですが、内猫は野生の猫ではありません。野生で生き残れる本能や才能などはありません。家の庭でもそうです!

He wasn’t happy about the collar.

He wasn’t happy about the collar.

Nick VastaComment