same sound, different spelling
前回に引き続き気になった言葉編ですが、今回は日本語です。
音が同じ、似た意味、でも少し違いがあるためにそれぞれ違う漢字があるというものがあります。
「計る」「測る」「図る」はその典型です。英語では最初に2つはmeasureと言えますが3つ目は目的語によって動詞の意味が変わってしまうため英単語1つでは言いかねるものです。
人を表す言葉で「師」と「士」もnurseを日本語にした際におや?と思わされるものです。「看護士」なのか「看護師」なのか。パソコンが勝手に漢字変換をしてくれる間はいいのですが手書きで何かを書く際に自分の頭の悪さを痛感します。最も、若い人にはこんな2つの選択肢そのものが存在しないかもしれません。
どうぞ気になる方は違いを検索してみてください。
そして今日、書く手がピタッと止まったのは「ゼイムショ」です。宛名を書こうとしてふと分からなくなったのは税務「所」か「署」です。電話でメモを取っているときは思いっきり「所」と書いていました。本当は「税務署」です。市役所、裁判所、とくるくせに、税務署は警察署、消防署となるグループにも入る…
もちろん調べました。が、ここに答えを書くとつまらないので是非検索してみてください。
日本語は文法的には比較的習得しやすい言語とされています。が何が難しいって、相手によっての使い分けと、書き言葉が難しいことで知られています。
因みに英語でnurseと言うと少し前まではやはり女性のイメージが強かったのでmale nurseと言うこともあったようです。