small gifts from school kids
コロナ第7波がやってきています。ですが学校行事は中止とならず、正規の形に近いもので行われるようになりました。中学3年生たちはやっと宿泊ありの修学旅行です。中学に入学して以来楽しいことなんてなにひとつなかっただけに、目的地が沖縄や海外という華やかなものから「東京」「四国」へ変更になってもそれは嬉しそうに行きました。そしてお土産を英会話に買ってきてくれる…私だったら買ってくるっけ?買わない買わない。
画像の鳩サブレとポップコーンは中3の男子と女子が買ってきてくれました(他にもあるけれどこの二人は行き先が同じ)。さて、どちらがどちらを買ってきたでしょうか?
鳩サブレ⇒女子
ポップコーン⇒男子
男子がこんなカップ入りのお洒落なポップコーンを買ってきたことが意外。さらに、これをNEOの講師一人ずつに買ってきたのです。はて、荷物がどれだけ嵩張ったことでしょう。小学生の低学年から面倒を見ている子たちというのは10年経っても、思春期になっても、いつまでも可愛いです。
このサブレは元々はフランス語。英語ではその表現がないため、ネイティブ講師たちに渡す際には仕方なくcookiesと言っていますが、本場フランスの人からするとお怒りかもしれません。要するにバター、小麦粉、砂糖、あとは膨らませるものがそれぞれの異なる割合で配合されていると名前が変わってくるのでしょう。そうなるとshortbreadやbiscuitなんてあたりも原材料が同じですがそれぞれ名前を変えています。
違いが多少しかなくとも別物として認識していると、それぞれに名前を付けて区別する。こういうところが文化の高さの現れです。色の表現が文化によってその識別数が違うのも然り。とある文化では3種類しか色の表現がないところもあるそうです。
ちなみに日本の伝統色の中でこういう意地悪なところが好きです。
表記:萌黄色 or 萌葱色 or 萌木色
全部「もえぎ色」と読み、同じ色を指しています。同じ色のくせに表記が3つもある…私の大好きな色です。