underとbelowの違い
Makotoです!
寒くて自転車通勤がつらい今日この頃ですが、皆さんお元気ですか?
今日はレッスンのときによく聞かれる、「○○とXXの違いは何ですか?」
シリーズにお答えしたいと思います。
今日のお題は、”under”と”below”
どちらの言葉も、日本語で言うと「下」という意味です。英語でも、両方、「~より下の位置にある」という意味では同じなのですが、例えば何かの下に隠れているという場合は”under”しか使えません。
I hid the key under a rock.
私は鍵を石の下に隠した。
Officials said there was nothing under President Bush's jacket.
当局はブッシュ大統領のジャケットの下には何もなかったと発表した。
などです。また、年齢、量や数が少ないときも”under”を使います。
'under a dozen times'
12回以下
'under the age of ten'
10歳以下
さらに、何かが進行中の間に起きていることや、ある条件でというとき、何かや誰かにコントロールされているときに使う決まり文句も多数あります。
'under construction'
工事中
'under fire'
攻撃の的になっている
'under attack'
攻撃を受けている
'under arrest'
逮捕されている
'under these conditions'
これらの条件の下
'under pressure'
プレッシャーをかけられている
一方、”below”は、直接物理的に下にはない場合、直下にない場合に使います。
'below the surface of the water'
水面下
'twenty miles below the earth's surface'
地表の20マイル下
'below the poverty line'
貧困ラインを下回る
“below”を使うときは、縦軸の目盛を思い描いているときです。
'below sea level'
海面下
'below average'
平均より下
'radio waves below 22 kHz'
22kHz以下のラジオ電波
(BBC Learning Englishより引用)
日本語のように「下」ですべて済ませてしまう便利な言語を使っている私たちにとっては、使い分けはなかなか難しいですね。たくさんの表現に触れ、自分でも使ってみる事が一番ではないかと思います。
私も使ってみます・・・
When the temperature is below 0℃, I wear a lot of “HEATTECH” under my sweater.
気温が0度以下のとき、私はセーターの下にたくさんヒートテックを着ます。