TAX

暑いですねが挨拶言葉になるこの時期、本当に夏は嫌いです。冷房の中にいればいいけれど、どうしても外へ出ないといけないことがあると死にそうです。テクノロジーを駆使して気温上昇するのを根本的に着手しないとこのたった10年先でさえ想像するのが怖いです。関東ではゲリラ豪雨ですが西日本はそれさえ降らない。

それでも子供は外で遊ぶ元気があるようです。夏休みが短い今年は図画工作などの手のかかる宿題は「出来る人はやってみましょう」という緩いくくりです。絵、感想文、書写の中から我が家の4年生が選んだのはまさかの「書写」。普段の字も汚いのに選んだ理由は「すぐ終わるから」という打算的な理由です。ところが書初めと違いお手本は無し。4年生のお題は2種類あり「開花」と「税金」。そして選んだは画像の方です。本人は意味さえ理解しておらず。これ、仮に英語で”TAX”なんて書かせて提出する宿題が海外であったら大層親の反対を受けるでしょうに。ましてやそれを壁に貼りだすなんて。。。

最近の習い事としてお習字・そろばんは本当に減っています。習ったことのない子の筆の使い方はこうなっちゃうのか…と思うと同時に、自分は感覚的に覚えているから上手く教えられないもどかしさ。代わりに母ちゃんが書いてしまおうかと何度も思ったところです。そうえいば私が小学生の時にセキセイインコの絵を描いていたら、あまりの下手さぶりに画才のある母が我慢できずに手を加え、加えすぎて素敵になりすぎ、とうとう賞を頂いてしまったことがありました。

冷房をかけた朝のリビングにいても、我が子の出来栄えの悪さに私は汗がだらだら。「コロナにかかったか？」と思いながら何度も体温計で測る始末でした。

結果。お習字はあっさりと諦めて絵画へ心移りし、描き始めて5分で友達が遊びのお迎えに来て、気づけばダッシュで家を飛び出していました。