FIRE

繁忙期に入りなかなかブログを更新する時間がありません。

そんな冬の今、連日空気はからっからに乾いていて、加湿器がフル稼働しています。室内は加湿器で潤せるでしょうが野外はそうはいかず、つい昨日自宅付近で火事がありました。黒煙が立ち込め、救急車に続いて消防車が何台も到着、上空にはヘリコプター。警察官も道路を閉鎖していました。狭い住宅地なので消防車が入れず、野次馬もわらわら。

あまりにも密集している地域で、すぐには鎮火できないので近隣の方は類焼が心配だったと思います。仕事から帰ったら家が無くなっていたなんて冗談にもなりません。

空気が乾燥するアメリカ・カリフォルニアでは自然火災が頻発しますが、これをwild fireと言います。

では「類焼」は?オンライン辞書では”catch fire”とありますが、それでは「火が付く、燃え始める」という意味も含んでしまうので日本語の類焼と全く同じようには使えません。”spread”「広がる」を使いますが、そうなるとfire spreads「火が周りに広がる」と表現します。日本語ではあくまでも「家が類焼する」と言い、家や建物が主語です。火が広がることに焦点を当てているのか、家がもらい火をしてしまうことに焦点を当てているのかですね。

ちなみに「野次馬」に対する英語があります。ですがこれまた全く同じ使い方ではありません。言語が違うので意味のずれがあって当然ですね。コタエ rubberneck

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AyumiComment