進学制度
毎年この時期は大学受験が近い高校生と、そろそろ高校の志望校をしぼってくる中学生受験生の時期です。
英検でステップアップを目指して内申書にできるだけ有利に書けるように頑張る子も増えます。
高校受験を控えている男子Y君は、英語は好きだけれどテストの点はあと一歩。ところが運動部を引退してから日々自宅学習を6時間したら英語のテストがいきなり98点を出してきました。
そんな中、高校を卒業後大学へ進学することに興味がないAちゃんがお悩み中でした。
英語はしたいけれど、大学へ進んで勉強したいのではない。
たまたまカナダのエージェントでスタートポイントさんが来られていたので、仮に18歳という年齢でカナダで勉強する場合を話してもらいました。
高校を終了後の進学では、diplomaやdegreeの違いを理解してもらうことです。
アメリカでは4年制大学はuniversityまたはcollegeいずれの単語もOKです。ここを卒業したら学位degreeが取得できます。
2年制に近いものがcommunity collegeにあたり、取った単位を以て4年制大学へ編入するケースも多いです。
ところが隣国カナダでは制度が違うようで、universityが4年制大学にあたり、2年制(短大のようなもの)がcollegeになるとのこと。degreeは取得できず、diploma(卒業証書、免許や資格)までです。
日本で言う資格試験もcertificateやdiplomaに近いでしょうね。Licenseと訳す人もいますが、医師免許や運転免許といったものがlicenseにあたります。
さて、その高校生Aちゃんは進路をどうするのでしょうか。