mask, mask, mask
10月も半ばを過ぎたのに連日27度なんていう暑さですね。
それなのに女子中高生たちが夕方のレッスンにマスクをして現れました。
風邪でないのはバレバレです。こちらもさすがにTeenagersを何年も相手にしていると、なぜマスクをしているのかはわかっています。それを承知で意地悪で尋ねるのです。
Why are you wearing a mask? Do you have a cold?
恥ずかしがる子はここでウソでもYesと答えるのですが、小さい頃からレッスンへ来てくれている子たちは気心も知れているので本音をポロリ。
「だって、安心するんよ」「表情を見られたくないもんね」
要するに口元を見せることで表情を読まれたくないんです。本人たちはわかってないと思っているけれど、きっと学校の先生たちはそんなことはお見通しだと思います。
風邪でもないのにマスクをして安心感を得たいのは、性格として、神経の細かい子、デリケートな子、気を遣うタイプの子、周りの目がきになりがちな子が多いようです。女子であれば思春期の、子どもから大人へ移る多感な時期で精神の成熟度が同い年でもずいぶん違います。
でも、高校生になるとマスク率は減ります。少なくともNEOでは。心が大人になって、マスクで顔を隠さなくてもよくなるのでしょうね。
そんな女子中高生たちはレッスンが終わるころにはマスクを外して帰っていきます。邪魔だよね?
ちなみに英語ではマスクをmaskとだけ言うと、仮面やお面の意味もあります。区別をつけるならface maskまたはsurgical maskですね。