数えたくない
キッズに英語を教えている際に、教えるのが難しい概念の1つに「可算名詞・不加算名詞」があります。
要するにsがつくか、つかないかです。
最近の英語も口語ではカジュアルになり、fewer booksなどと言わないといけないのに less booksなんて言うこともあります。
書く英語では不可でしょうが、口語ではあくまでも可能なのです。
そんな中、小学生向けの文法問題集をさせていたところ、洋書出版でこんな問題に当たりました。
お買い物へ行く際のショッピングリストを見ながらの質問です。
They need a cabbage.
悩まされます。キャベツは不加算名詞で、数えていいのはcounterの部分です。
本来ならばa head of cabbageとするべきなのでしょうが、実生活ではそこまで厳密には言わなくても仕方ないのです。
ですが、文法を勉強するための問題集でこの有様です。それならこんな面倒なキャベツでなく、初めから加算名詞の違う野菜を入れてほしかった…
書いてある答えに正解のマルをするのが大いに躊躇われました。