可愛い発音
NEOでも新学期が始まり新規のキッズたちがレッスンを開始して2週間が経ちました。
一番小さい子たちで満4歳。
まだまだ歩く姿は可愛らしい小ささです。
そんな子たちがパソコンを使ってマウスを動かす手はもみじの手です。
1つのスクリーンが終了すると次のスクリーンへ移ります。
NEOではその度に「Done!」とキッズたちには言ってもらうようにしていますが、「Finished」という言葉を選ばないのには2つあります。
まず過去分詞のed形にしないといけないのになかなかそれが定着しないこと。
そして現実にネイティブの子供達はFinishedという言葉よりも断然短いDoneのほうを好むからです。
ましてやFの音は日本語にはなく、Vと同じ調音法です(無声音)。
「はひふへほ」の代用ではありません。
それを無理やり子どもたちのまだ完全ではない発音で言わせるのは効率が良くないもの。
Fの音はF、F、Fishがきちんと言えるようになってからです。
そのFishですが、年齢の小さい正しく発音するのはそう簡単ではないのです。
毎年フォニックスを教えているとよく聞くのが
「フイ フイ フイッシュ」(Hui Hui フィ フィと言えない)という状態。
なかなか可愛いものです。
そして…ときどきそれも言えないキッズはこのように言います。
「ピ ピ ピッシュ!」(Pi Pi Pish)
Fの音だけでなく、「はひふへほ」も難しいようです。