英会話 NEO

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Dream

新年度が始まり新生活を迎えた人も多くいると思います。岡山市の公立の進学A高校から東大に合格した高校生たちが今年は20名近くいたそうです。全国から3000人強が入学したとはいえ、その中の20人近くが地元の公立高校から行ったとは大したものです。

その東大の入学式の祝辞やスピーチがインターネットにも掲載されています。夢を持つこと、頑張っても報われない社会がある、物事は平等ではないということです。

特に東大に入学できる人の場合は、才能もあるでしょうが環境にも恵まれているであろう場合が多いこと。経済的にゆとりはなくとも東大受験を許してくれた家族がいる、などです。その才能と機会を自分が勝ち抜くためだけに使うのではなく、機会の恵まれなかった人たちのために使ってくださいという行もありました。

私は夢なんて持ったことがないのでその段階で怒られそうです。ですがNEOに来てくれている若い子たちの中には強烈な憧れを持っていてその夢を実現すべく前進している人たちもいます。こういう場合、英会話なので海外であったり日本人以外と話せるようになりたい、という憧れです。とんでもない憧れでも、その憧れが原動力になり、そこから外の世界へ行ってみたいと行動をするからです。そういう人はQuality of life(人生の質)が高くて肯定的になれます。憧れるものがあるなんて羨ましい。憧れたこともなければ夢もなかった私は現実的な学生でした。挑戦心も薄いのです。

そんな凡人な私が生きてきた中で学んだことがあります。興味のないことでも、機会があればしてみること。つまり人から誘われたり、意思に反して何かをしないといけない時です。してみたら意外に好きになるかもしれない。逆に、してみたけれど思った通り嫌いだったと再認識できるかもしれない。

言い換えれば「来るもの拒まず」の姿勢ですが私の様に消極的な人間にはこれがぴったりです。

このことわざですが要注意。後半はイケていないのです。

「来る者拒まず、去る者追わず」

Those who come are welcome, those who leave are not regretted.

いえいえ、去っていく人がいれば是非追いかけましょう。