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pottery

暦の上では秋になりましたが、毎日目にする温度計の数字は全く秋ではありません。夏に、ある素敵な窯元のマグカップが目に留まり、コロナで旅行にもどこにも行けない両親に買い求めました。

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100均のお皿は遠慮なく使えますが、大切にする気にはならないものです。

岡山県民ならばきっとご家庭に1つはあるであろう備前焼が我が家にもあります。実家では備前焼では湯呑が多くコーヒー派だったため、その湯呑はもっぱら飾り棚の肥やしとなっていました。備前出身の友人宅に泊りに行ったところ、食事に使われていたのは全部備前焼でした。全部って、本当に全部。大皿から小皿、カップまで全部。伊部駅すぐ近くの家だったで、壊れたらまた違う備前焼を買えばいいと言うのです。なので自分が大人になった今、備前焼を普段使いしています。写真の3点はどれも冷蔵庫で使います。

背の高いビールマグと湯呑、そして丸い球。いずれも野菜を長持ちさせてくれるのです。

備前焼は注いだビールの泡がきめ細かくなったり、花瓶がお花を長持ちさせてくれるのはよく知られていますが、それはお水の浄化作用があるからだそうな。なのでお野菜を入れても同じことです。

背の高いビアーマグには水を張ってアスパラガスを入れます。背の低い湯呑には重心の低いブロッコリーを入れます。最後の丸い球は水を張ったタッパーにモヤシを入れ、そこへ投入します。

この備前焼の丸い球は別の友人からの誕生日プレゼントで3つもらいました。

数年前にNickのご家族が来日した際にNickのお母さんが気に入ったので、手持ちのうちから2つ上げました。さて、アメリカでちゃんと用を成しているのか、それとも飾り棚の肥やしとなっているか。