a little pain or little pain
日本人講師として働いてくれていたManamiが無事出産したことを先日ブログでお伝えしました。
妊娠・出産事情は各国によって異なりますが、欧米では無痛分娩が主流です。岡山市でも無痛分娩を選べる産科がありますが片手で数えられるほどです。
医療システムが違って、ほぼ24時間体制で産科専門の麻酔医がいる欧米に対し、日本はそんな施設の場所はほとんど無いためと言われています。特に入院を含めた医療費の高い諸外国では、出産といえども入院期間を短くしたいものです。無痛分娩にして出産時に体力をできるだけ温存して早く退院できるのが一番のメリットですね。日本ではそれでもまだまだ健康保険を使うと手厚い医療が受けられ、初産では出産後5泊も出来ます。
その「無痛分娩」ですが、英語でまさかno pain birthなんて表現ではありません。硬膜外麻酔であるため、その英語はepiduralとなり、略してepi.です。エピ。なんだか可愛いのです。
私は「和痛分娩」なるものを自分の出産中に知りました。ワツウって何?と初めて聞いた記憶があります。さて、その後漢字で書くと「和痛」と知り、少し調べてみましたが、なんとも漠然とした情報しか得られません。説明調で書かれてあるものはありますが、delivery with little painなど。a little painではなくlittle painなので痛みはほとんどなく、という意味に取れます。恐らくもっといい表現があるとは思いますが、検索していて分かったのは「和痛」の「和」は「和らげる」の和でした。