英会話 NEO

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檳榔

お盆になり、ようやく少しでも朝夕の気温が下がってきてホッとします。全国でも今日はどこも35度以上だった地域がなかったとのこと。

あれだけ賑やかだった蝉もすっかり鳴りを潜める時期になりました。

前回シンガポールの英語シングリッシュについて少し書きましたが、今度はシンガポールで遭遇したもの&ことを記します。

タクシーに何度か乗り、運転手さんに話しかけたりしていましたが、その中のお一人でおじいちゃん年代のドライバーであったときです。

縁日でもらう金魚を入れるような透明ビニール袋に密やかに何かを吐き出しているのでした。痰か何か吐き出しているのかな?と思ったら目の端に飛び込んできたのは真っ赤なもの。吐き出す痰が真っ赤だったので仰天しました。

タクシーを降り、後からT子さんやManami先生に言うと、さすがT子さんは知識がたくさんあり「それってビンロウじゃない?」と教えてくれました。(ビンロウ→檳榔と書くそうです)

道路などに吐き出すとこんな色になり、かなりビビってしまう見た目です。

気になったので帰国後に調べると、噛みタバコ・葉タバコの種類で、台湾や中華系の人がいるところでは今でも年配の人たちが噛むようです。

ニコチンに似た成分があり、一種の幻覚や酩酊状態が味わえるそうです。

色々なところを見物して回るのも旅行の楽しいところですが、こういったちょっと見えない文化の違いに遭遇すると楽しいです!

ビンロウについての詳しくはこちらをどうぞ:

http://clubtaiwan.net/blog/2014/03/15/post-0-125/