英会話 NEO

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日本語もう一弾

英会話スクールのブログですが、日本語ネタをもう1つ。

日本語の漢字には「音読み」と「訓読み」がありますね。そのバラエティーの豊かさには母国語ながら呆れるくらいの種類があります。

漢字の組み合わせとして必ずしも音読み+音読みというわけでもない。

先日言われたのはこれです。「生放送」これはどう読むのですか?

日本語が母国語話者であれば読み方は悩むことなく「なまほうそう」だと思います。ところが日本語学習者が集まった先日の休みの日、こう話していました。

「セイ・ホウソウ?」「ショウ・ホウソウ?」

彼らが見ていたのはアメフトの最高峰ゲームにあたるスーパーボウルです。その画面右上に出ていた漢字を見ていたのです。たまたまLIVEと書かれておらず日本語だったのです。

彼らの理論は「放送(ホウソウ)」が音読みだから、その前に来ている漢字「生」もセイもショウも音読みするのではないのか?と聞かれ、じゃぁこの場にいる日本人に聞いてみようということで唯一の日本人だった私に聞かれたのです。

疑問に思ったこともない純日本人にとっては「なまほうそう」と答えるしか術なしでした。

ちなみにこの「生」という感じは読み方が多くて学習者泣かせの漢字だそうです。音読みは数が知れていますが、訓読みの数が半端ないそうで、150通りほど読み方があるそうです。

「なま」「い(きる)」「は(える)」を始め「(しば)ふ」「き(いと)」など数知れず。

かくいう私も自分の子にこの字を用いて「き」と読ませています!